コロンビア旅行者必見!現地でおすすめのメインディッシュTOP5
コロンビアには日本では見ない食べ物がたくさんあります。
南米には日本のような四季がなく、例えば、赤道近くに位置するコロンビアの季節は「乾季」と「雨季」の2つしかないと言われます。しかし、実際には日本の3倍にもなるその国土には、地形の関係上、地域によって驚くほど多くの気候が存在します。
当然、いくつもの気候があれば、それだけさまざまな種類の食材が存在する訳で、結局コロンビアの食を豊かにしているのです。
そこで、前回、コロンビアに行ったら絶対に食べてもらいたい、食べ歩きメニューを紹介しましたが、今回は、魅力的なコロンビアメインディッシュの紹介です!
ランチにもディナーにも100%お勧めできるものを5つピックアップしましたので、コロンビアに行ったら絶対に逃さないように!
- Ajiaco (アヒアコ)
- Sancocho (サンコチョ)
- Bandeja Paisa (バンデハパイサ)
- Pescado Frito (ペスカドフリト)
- Ternera a la Llanera / Mamona (テルネラ アラジャネラ / マモナ)
- 最後に
Ajiaco (アヒアコ)
食べられる場所:レストラン
値段:20,000~25,000ペソ(700~870円 ※1円=28ペソの場合)
産地:Bogota
アヒアコはコロンビアの伝統的な、濃いめのスープです。
口の渇きをうるおしてくれるだけじゃなく、お腹にもやさしい、日本で言うシチューのような食べ物。
主に、鶏肉とジャガイモと掃溜菊(ハキダメギク)をベースにしたこのスープの上には、細かく裂かれたチキン、3分の1くらいに切られた茹でたとうもろこしが乗せられて提供されます。
おすすめ
スライスしたアボカド、ケッパー、生クリームを加えると更においしい!
Sancocho (サンコチョ)
食べられる場所:レストラン
値段:20,000~25,000ペソ(700~870円 ※1円=28ペソの場合)
産地:Ginebra、Antioquia、 Nariño、 カリブ海沿岸地域
アヒアコとは違い、薄めの伝統的なコロンビアスープがサンコチョです。
地域によって、牛肉をベースにしたものや、豚肉または魚をベースにしたサンコチョなど種類がいくつかあって、どれも、ジャガイモ、プランテン(バナナそっくりの硬くてそのままでは食べられない果物)、キャッサバを加えて調理されます。
3分の1くらいの茹でたとうもろこしとコリアンダーを乗せて提供されます。
Bandeja Paisa (バンデハパイサ)
食べられる場所:レストラン
値段:25,000~35,000ペソ(870~1,200円 ※1円=28ペソの場合)
産地:Antioquia、 コーヒートライアングル (Caldas、Quindio、 Risaralda)
読者の皆さんの中には、きっと大食いの方がいらっしゃるはず!
そんな人に是非おすすめしたいのが、このバンデハパイサ。お腹がすっごく減ってる時には私もこれですね!ちなみに、わたしのお父さんはしょっちゅうこれ食べてます(笑)
豚肉と一緒に調理された小豆、白米、巨大チチャロン、揚げ卵、スイートプランテン、チョリソー、アレパ、アボカド
↑の全部が乗った一皿です。
前回紹介した食べ歩きメニューの内2品も登場してます!
それでも足りないって人は、牛肉か豚肉のステーキ付きのバンデハパイサを注文するといいですよ。
Pescado Frito (ペスカドフリト)
食べられる場所:レストラン
値段:25,000~30,000ペソ(870~1,000円 ※1円=28ペソの場合
産地:大西洋、カリブ海沿岸地域
Pescado Fritoを直訳すると揚げ魚。
コロンビアの海岸地域のローカルフードと言えば、このペスカドフリトです。魚の種類も豊富で、カワスズメ科のティラピア、スズキ、鯛、メカジキ等を使っています。
ココナッツライス、前回記事で登場した(↑参照)パタコン、トマトと玉ねぎとレタスのサラダと一緒に提供されます。
Ternera a la Llanera / Mamona (テルネラ アラジャネラ / マモナ)
食べられる場所:レストラン
値段:20,000~30,000ペソ(700~1,000円 ※1円=28ペソの場合
産地:Los Llanos Orientales
コロンビア最東部にある平原の郷土料理ですが、色んな町で見つけられます。
ビールと塩コショウで味付けした子牛の肉を木や鉄の棒に挿して、薪でじっくり丸焼きしたこの料理は絶品!
いや、他の言葉が見つからないくらい本当においしんです!!!
最後に
こんな記事を書いてたらお腹が減ってきました。しかも、日本では見つからない料理ばっかり...
日本の料理もとてもおいしいですが、たまにコロンビア料理はやっぱり恋しくなります(涙)
まだ、今回紹介した料理を食べたことない方、一品でもいいのでわたしに代わって是非トライしてみてください。
そうしたら、きっとこう言いたくなるはずです。
ビバコロンビア(¡Viva Colombia!)
食べてみたいけど、スペイン語が苦手だから(話せないから)注文できるか不安という人、コロンビアで役立つフレーズをいくつか紹介してる記事があるので、参考にしてください。
少しでもみなさんにコロンビアの魅力が伝わりますように
Oriana van Beem
コロンビア旅行者必見!おすすめ食べ歩きメニューTOP7
日本にはない、その国の食べ物を味見するのは、旅行の楽しみの一つですよね。本場料理抜きに国を語ることなんてできません!
今回は,私がみなさんに是非食べてもらいたい、お店で買って食べ歩きできる、南米コロンビア料理を7品紹介します。
日本ではなかな見つからないコロンビア料理ですが、実は、日本人の舌に合う魅力的な料理ばかり!
コロンビアに行ったら、絶対にこの7品だけは食べ逃さないように!
- Empanada (エンパナダ)
- Pandebono (パンデボーノ)
- Chicharrón (チチャロン)
- Chorizo Santarosano (チョリソサンタロサノ)
- Arepa (アレパス)
- Aborrajado (アボラハド)
- Patacón (パタコン)
- 最後に
Empanada (エンパナダ)
食べられる場所:露店、売店、カフェ、スーパー、レストラン
値段:800~1,000ペソ / 1個(30~35円 ※1円=28ペソの場合)
産地:Popayan、Cali、カリブ海・大西洋沿岸地域
コロンビアのエンパナダは、じゃがいもや牛肉をコーンフラワー(トウモロコシの殻粉)でできた皮で包んで、油で揚げたものです。
コーンフラワーでできた皮は、揚げることでとてもカリッとした食感になります。じゃがりこに近い感じですかね(笑)。
皮の中身は地域によって様々で、裂いた牛肉以外にも、海岸地域では魚介類を入れたり、ピーナッツペーストが入っていたりします。
アドバイス
aji (アヒ)と呼ばれる、トマト、ワケギ、コリアンダー、レモン、唐辛子で作った、少しピリ辛のソースと一緒に食べると更においしいです!
辛いものが苦手な人は、アボガドをペースト状にしたワカモレやにんにくソースなどの他の種類のソースを用意している店もありますので色々トライしてみてください。
ちなみに、ソースは無料、おかわり自由です!
Pandebono (パンデボーノ)
食べられる場所:パン屋、カフェ
値段:400~600ペソ / 1個(15~20円 ※1円=28ペソの場合)
産地:Cali
この丸い形をした食べ物はパンの一種で、コロンビアでは朝食や午後に、コーヒーと一緒に食べることが多いです。
コーンフラワー(トウモロコシの殻粉)、キャッサバデンプン、チーズ、卵、牛乳で作られたこのパンデボーノは、モチモチした食感でとてもおいしいのでおすすめ。
特にCali市のパンデボーノは最高です!
出来たてでお召し上がりください!
Chicharrón (チチャロン)
食べられる場所:レストラン、売店
値段:5,000~10,000ペソ(170~350円 ※1円=28ペソの場合)
産地:Antioquia、Cordoba、Valle del Cauca、Caribbean Coast
チチャロンは豚肉を皮付きで油で揚げたもの。外はカリッとした食感で、日本人なら誰もが好きなはずです。
午後のスナックやレストランのサイドディッシュとして注文するのもあり。
わたしは、塩が効いた茹でたジャガイモと一緒に食べるのが大好きです。
Chorizo Santarosano (チョリソサンタロサノ)
食べられる場所:Santa Rosa de Cabal 市のレストランならどこでも
値段:2,500~3,000ペソ / 1本(90~100円 ※1円=28ペソの場合)
産地:Santa Rosa de Caba
チョリソ食べたいけど、カロリー高いから...
そんな人に朗報です!
Santa Rosa de Cabal のチョリソは脂肪が大変少なく、味も格別。
チョリソのためだけにSanta Rosa de Cabal に行く価値があるほどです。
この町には他にも色々見所があるのでチェックしてみてください。
Arepa (アレパス)
食べられる場所:露店、売店、パン屋、カフェ、スーパー
値段:1,500~2,000ペソ / 1個(50~70円 ※1円=28ペソの場合)
産地:コロンビア全土
コロンビアには、なんと75種類のアレパスがあるそうです。
コーンフラワー(トウモロコシの殻粉)をベースに作られたこの食べ物は、焼いたり、油で揚げたりして食べることが多いです。
地域によっては卵、牛肉、チーズを中に入れたりするので、行く場所ごとに色んなアレパスをトライしてみるといいですよ!出来たてでお召し上がりください。
Aborrajado (アボラハド)
食べられる場所:Valle del Cauca県の地元料理レストラン
値段:3,000~3,500ペソ / 1個(100~120円 ※1円=28ペソの場合)
産地:Valle del Cauca
アボラハドは100年以上続く伝統料理。
コロンビアには、プランテンというバナナそっくりだけど、硬くてそのままでは食べられない果物があります。このフルーツの熟したものを油で揚げて、中にチーズを詰めたものがアボラハドです。
噛んだ瞬間に出てくるとろとろのチーズと熟したプランテンの甘みがとてもマッチした一品料理です。
Patacón (パタコン)
食べられる場所:レストラン、売店
値段:6,000~8,000ペソ / 1個(210~280円 ※1円=28ペソの場合)
産地:カリブ海沿岸地域、Valle del Cauca、Antioquia
パタコンの原料は熟してないプランテン。
皮を剥いて何等分かに切ったプランテンを2~3分油でさっと揚げた後、上からプレスして真っ平らにして、また油で揚げたら完成!
アドバイス
トマト、玉ねぎ、にんにくで作った、hogao (ホガオ)というソースにつけて食べるのが一番おいしい食べ方です!
ちなみに、ソースは無料、おかわり自由です!
最後に
わたくしがオススメするコロンビアの食べ歩きメニュー、いかがでしたでしょうか?
自信を持って一番おいしいと言えるものを7品ピックアップしました。
食べてみたいけど、スペイン語が苦手だから(話せないから)注文できるか不安という人、コロンビアで役立つフレーズをいくつか紹介してる記事があるので、参考にしてください。
今回紹介した料理を一品でもいいので是非トライしてみてください。
そうしたら、きっとこう言いたくなるはずです。
ビバコロンビア(¡Viva Colombia!)
少しでもみなさんにコロンビアの魅力が伝わりますように
Oriana van Beem
知らないと恥をかく!?コロンビア人が教えるシーン別あいさつの仕方
どの国に行っても、挨拶はすごく大切なもの。
しかも、簡単なようで以外と複雑だったりします。
時間帯によって使う言葉が違ったり、誰に挨拶するかで言うフレーズが変わったり、もっと言えば、動きまでにも違いがあります。日本だったら、お辞儀の角度に色んな種類があったりしますよね。
その国に住んでる人なら、無意識にできるやり方の挨拶も、外国から来た人にはけっこう難しかったりします。
わたしが初めて日本に来た時なんか、ハグしようとしたり、すぐ手にぎっちゃったり、相手を混乱させてばっかりいました。(苦)
みなさんが旅行などで南米コロンビアに行く際に、わたしと同じ苦しみを経験しないように、コロンビア流の挨拶の仕方を紹介したいと思います!
絶対に役立つので、すぐに実行してくださいね!!
コロンビア人は超フレンドリー!
コロンビア人は、とってもフレンドリーな挨拶をする国民として有名です。相手にハグしたり、色んなところにキスしながら、全身全霊の愛情を見せつけるのがなんといっても大好きなのは本当のはなし。
でも、もちろんどんな時でもという訳ではありません。
どんなシチュエーションで、どんな挨拶をするのか見てみましょう。
友達同士のケース:女性同士は頬にキスを、男性同士は握手
女性同士または異性間で挨拶する時、コロンビア人はこうします。
①「Hola!」 (読み:オラ 意味:フランクなこんにちは)
②相手の右ほっぺたにキス
更に仲いい友達になると…
①「Hola!」
②相手の右ほっぺたにキス
③すぐに愛情たっぷりのハグ
※注意
キスするのは右のほっぺだということを忘れないで!
左にしようとして口にキスしゃちゃったりしたら…(キャッ!!)
ちなみに男性同士の場合、右手で握手だけ。
けど、仲良しレベルが上がるとやっぱり↑の③+αが加わります。
①右手でシェイクハンド(握手)
②すぐに愛情たっぷりのハグ
③ハグした状態で相手の背中を左手で「トン」と叩く
わたくしもやっぱりハグは大好きです!
友達たちの愛を感じるのは最高です!!
家族内のケース:常にハグ
家族内での挨拶は最上級のハグで行われます。
わたしのパパは締め付けてくるほどのハグをしてきます。
長いこと会ってなかった人のケース:なが~いハグ
たまたま、どこかで当分会ってなかった友達だったり、久しぶりに帰国してきた友達に会ったとします。
コロンビアでは友達は家族の一部として捉える傾向があって、仲のいい友達は兄弟も同然。だから、久しぶりに会った友達に対しては、愛情たっぷりの、
なが~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~いハグです。
ハグしながら相手を揺らすのが基本ですね。
揺らすことで相手にどれだけ興奮してるかを示してるんです(笑)
ビジネス上の付き合いの人/初対面の人のケース:握手
これは多くの国でも同じだと思いますが、コロンビアでも初めて会う人だったり、仕事関係の人への挨拶は右手でシェイクハンドです。
どんなに相手がかっこいい人だからって、すぐに、ほっぺたにキスしようとしちゃダメですからね!!
コロンビアでもそれは通用しません!!
おわりに
ここまで色々と挨拶の仕方を書きましたが、一番大切なことはスマイル!
もし、どうやって挨拶していいか分からないシチュエーションに遭遇したら、笑顔で次のように言ってみてください。きっと、どんなコロンビア人でも笑顔で答えてくれます。
Viva Colombia!! (ビバコロンビア!!)
挨拶の次は実際に言葉を交わしてみましょう!
現地ですぐ使える、簡単なスペイン語フレーズを他の記事で紹介しています。
是非チェックしてください!
少しでもみなさんにコロンビアの魅力が伝わりますように
Oriana van Beem