コロンビア流ホーリーウィーク(イースター祭)の過ごし方
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国民の70%がカトリックだと言われている南米コロンビアでは、イースター祭は大切なイベントです。
そんなコロンビアでのHoly week(ホーリーウィーク)の過ごし方をご紹介しましょう。
ホーリーウィークとは...
ホーリーウィークは、スペイン語で「Semana Santa」(セマナ サンタ)と言います。
「Semana Santa」の期間は、キリストがエルサレムに入った日「Passion Sunday」(受難の主日)から、復活する日「Easter Sunday」(復活祭)までの1週間を示し、カトリックにとって、一年を通して最も大切な期間とされています。
もちろん、この期間は、学校も職場も休みになります。
ホーリーウィークで有名な町
この時期は、国中の大聖堂や教会が人で溢れかえりますが、中でも、最も人気なスポットは、Popayan(ポパヤン)とMompox(モンポス)という町。
植民地時代に立てられた、白壁の建物で有名なポパヤンは、コロンビアで最も伝統的なホーリーウィークの祝い方をすることで知られ、ユネスコの無形文化遺産に登録されるほどのもの。
モンポスは、町自体がユネスコに登録されている所で、ホーリーウィーク中の行進に参列するのに、その人が持っている一番美しい服装を身に付けるしきたりがあります。
一度は行った方がいい、おすすめの教会
首都ボゴタでは、多くのカトリック信者が、町に散らばる教会を巡礼します。中でも最も有名な巡礼スポットは、モンゼラーテ山(Monserrate)の頂にある教会。ケーブルカーで山頂に行くこともできますが、信仰心の高い人たちは、ホーリーウィーク中、山の麓から歩いて登ります。
ボゴタの北50km離れたところにある町、シパキラの塩の教会(Catedral de Sal)も大変有名な場所ですね。
地下180mに作られた教会は「コロンビアの7不思議」と呼ばれる場所の1つで、一見の価値はあります。本当に!
どちらも、以前の記事でも紹介した場所ですのでよろしければ↓
oriana-van-beem.hatenablog.com
ちなみに、私の生まれ育った都市 Cali にも、「Las Tres Cruces」と呼ばれる 、巨大な十字架がそびえ立つ丘があります。地元の人にはかなり有名なハイキングスポットで、ホーリーウィーク中は巡礼スポットになるので、激混みします。
余談ですが、カリに住んでいるときには、ここが私のトレーニングスポットでした(笑)
ホーリーウィーク期間にコロンビアに行く際には、是非これらの場所を訪れてみてください!もちろん、普段もとても素敵な場所ですので、おススメですよ!!
¡Viva Colombia!(ビバコロンビア!)
少しでもみなさんにコロンビアの魅力が伝わりますように
Oriana van Beem