【マルチリンガルが教える】スペイン語はこうして学べ!
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この記事を読んでいるということは、みなさん、スペイン語を習得したい気持ちでなはず!
これまで、スペイン語圏ですぐに使える単語や文章をいくつも紹介してきましたが、今回はスペイン語を話せるようになるための、勉強方です。
わたしも、母国語のスペイン語以外に、英語、フランス語など母国語と同等レベルに数ヶ国語話しますが、どの言語も習得方法は同じ!
よく、映画を見る、音楽を聞くなど言いますが、新しい言語を始めたばっかりの人には良い方法ではありません。
是非、この記事を読んで実践してみてください!
繰り返しになりますが、スペイン語に限らずどの言語でもこの方法が言語を習得する最短ルートだと言い切れます。
STEP1.日本で基礎を勉強
語学を習得するには、その言語を話す国に行くのが手っ取り早いです。
ですが、
何も言語の基礎知識がない上体で、その国に行くことは本当にオススメしません!
なぜか。
まったく言語が話せない状態で行ってしまうと、せっかくその国に行っても、誰とも話せないからです。
結果、話す相手は現地で知り合った日本人ばかり、というのがオチ。一度日本人と知り合ってしまうと大変です。
異国の地で、誰も知り合いがいない、まわりの外国人とのコミュニケーションも図れない状況で、日本人に会うと、きっとその人がいきなり親友になります(笑)。結果、何処を遊びに行くにも日本人と行動することになり、せっかく海外にいるのに、日本人とばかり一緒にいてしまい、言語の習得は難しくなるということです。
特に、日本の方はシャイな方が多いので、わたしが行っていたフランスやオランダでも沢山こういった日本人がいました。
だからこそ、現地に着いた時に、すぐに外国人と多少の会話ができて、友達になれるように、日本であらかた勉強することが大切なのです!
ではどのレベルまで習得するべきか。言語の勉強には終わりがありません。
そこで、どこまで勉強するかを決めていきましょう。
わたしがオススメするのが、スペイン語であれば、スペイン語の文法書のB1まで。A2では、まだ会話するには足りません。
この時点では、特に単語集などを買って勉強する必要はありません。基礎的な文法をひたすら勉強して、習得しましょう。文法を勉強していれば必然的に単語も覚えてきて、B1レベルの勉強をしているころには、ある程度の簡単なスペイン語は話せるはずです。
以前記事にもしましたが、こちらの教材を一番におすすめします。
STEP2.スペイン語圏に行って、語学学校に入る
独学では言語の習得に限界があります。
その言語を話す国に行くことは必須です。
よく、語学習得のために、ワーホリや短期旅行をする人がいますが、おすすめしません!
ワーホリがおすすめできない理由としては、働きながらの言語習得がすっごく大変で、大抵無理だからです!!よくあるパターンとして、海外の日本食レストランでワーホリをするなどありますが、全く意味がありません。
日本食レストランでバイトしている人の多くは日本人で、行き交う言葉は日本語な上に、忙しくてたまに出てくるフランス語を覚える暇もないです。しかも、仕事から帰って家で勉強する気になど普通はなりません。どうしてもお金を現地でも稼ぐ必要があるのであれば、日本人が働いていないところをせめて選んでください。
ただ、繰り返しになりますが、勉強と仕事は両立がとても難しいので、できれば避けたいところ。
特に着いて間もないころの、まだ会話ができないころはやめておいたほうがいいです。ある程度まともに現地の人と会話ができるようになってからです。
二つ目の短期滞在をおすすめしない理由ですが、日本人がビザなしで滞在できる期間は最長3ヶ月。3ヶ月で習得できる言語のレベルは知れています。最低でも1年はいないと言語の習得はできません。日本人の知り合いで、短期滞在して結局翌年に学生ビザを取得して再入国している人を何人か知っています。最初から長期滞在で入国しましょう。
そして語学学校に入学しましょう。
大学に入るという手もありますが、最初から大学の講義が理解できる言語レベルの人はそうそういません。言語を勉強しながら、大学の勉強をするのはとてもハードです。
語学学校は私立でも、公立でもどちらでも問題ありません。
ただし、「STEP1」でも説明したように、日本人と知り合うことをなるべく避けたほうが良いので、日本人が少ない学校を選びましょう。学校に予め問い合せれば、国籍の人数を教えてくれますよ。語学学校はしっかりと外国人の友達を作って、勉強すれば、言語レベルがかなり上がります。
みんな自分と同じ語学レベルの外国人と同じクラスになるので、恥ずかしいこともなく、みんな色々間違えながら自分の母国以外の言葉で会話できるのは、語学学校だからできることです。
最低でも1年間、できれば2年間は在学しましょう。
STEP3.スペイン語圏の大学に入る
語学学校だけ行って帰国してしまう人はとても多いですが、すごく損をしています!ここで帰ってしまうと、結局中途半端にスペイン語を学習したに過ぎず、日本で使うことなくスペイン語を忘れてしまうのが大抵です。
語学学校に1年また2年間行くと、スペイン語のレベルがおそらくB2以上になっているはずです。B2またはC1のレベルがあれば、日常生活には全く困りません。専門用語も多少は分かってきているころです。ただ、それでもスペイン語でローカルの人と仕事をするにはレベルが足りないことがほとんど。
語学学校では、スペイン語を母国語としない自分と同じ語学レベルの人との会話が主。就職となると、ほとんどが専門用語になり、ローカルが使うスラングから顧客対応までの様々な言語を扱える必要があります。
どんなに語学学校で頑張っても、言語レベルが足りないため、現地採用されることはめったにありません。言語以外の才能が突出したら話は違いますし、もちろん、職種にもよりますが。。。
その点、大学、または大学院では、語学のレベルのみならず、現地で将来働くに当たってのスキルも身につけることができます。大学には外国人も沢山いますが、大抵の学生はその国出身の方が多いので、現地の友達も出来、スラングも沢山学べるはず。ここでは自分の知らない、その国の文化や習慣などの発見があって本当に面白い経験ができます。
現地の大学に行くと、言語が急激にレベルアップします!断言できます。言語がネイティブに近いレベルになります。
ここまで来れば、帰国してもスペイン語を忘れることはなくなるでしょう。
(正確には、使わなければもちろん忘れますが、すぐに思い出せるということです。)
STEP4.スペイン語圏で働く
大学に行ったら今度は、これまで学んできたスキルと言語を生かして、実際に現地で働いてみましょう。
大学とは違い、話す相手の年齢層が変わるので、言語のみならず、様々なことがお金をもらいながら学べます。
言語をマスターしたいのであれば、このステップはとても大切です!
まとめ
言語はあくまでもコミュニケーションのツールでしかありあせん。しかし、コミュニケーションが図れなければ、知ることができないことや、知り合えない人が沢山います。
言語レベルが上がれば上がるほど、付き合う人の幅が広がり、その国の文化の理解がどんどん深まるなど、自身の学びになることがどんどん増えます。
言語を学ぶことは、時間と労力をかければ誰でもできることなのに、誰もがしないことです。だからこそ、そこには価値があります。
みなさんが、スペイン語を習得して、コロンビアという国をどんどん知っていってくれればこれ以上の幸せはありません。
¡Viva Colombia!(ビバコロンビア!)
少しでもみなさんにコロンビアの魅力が伝わりますように
Oriana van Beem